この機能はClaude Enterpriseプランのお客様にご利用いただけます。組織のカスタム保持期間を設定するには、Primary OwnerまたはOwnerの役割が必要です。
この記事は当社の商用製品(Claude for Work、Anthropic APIなど)について説明しています。当社のコンシューマー製品(Claude Free、Claude Proなど)については、こちらをご覧ください。
カスタムデータ保持制御により、組織はClaudeが会話とプロジェクトデータを保存する期間を管理できます。この記事では、組織のデータ保持期間を設定および管理する方法について説明します。
データ保持の仕組み
データ保持は最後に観測されたアクティビティに基づいています:
チャットの場合:保持期間は会話の最後のメッセージの時刻から開始されます。
プロジェクトの場合:保持期間はプロジェクトが最後に更新された時刻から開始されます(これにはチャットの作成やプロジェクトナレッジベースの変更が含まれます)。
最小保持期間は30日で、各月は30日として計算されます。例えば、3か月の保持期間は90日に相当します。
重要な考慮事項
削除は予定日の午前0時UTC時刻に実行されます。
デフォルトでは、カスタム保持期間が設定されない限り、データは無期限に保持されます。
保持設定を変更すると、新しい保持期間外にあるデータは保存時に即座に削除されます。
保持期間を過ぎたデータは完全に削除され、復旧することはできません。
チャットの場合:
すべてのチャット(プロジェクト内のチャットを含む)が削除されます。
プロジェクトの場合:
すべてのプロジェクト(それらのプロジェクト内のチャットを含む)が削除されます。
データ保持の設定
カスタム保持期間を設定するには:
Claude Enterpriseアカウントにログインします
アカウント設定に移動します
データ管理セクションを見つけます
希望する保持期間を設定します(最小30日)
変更を保存します
保持期間計算の例
会話の最後のメッセージが3月1日午後3時UTC時刻で、30日の保持期間の場合、削除は3月31日午前0時UTC時刻に実行されます。
保持関連アクティビティの監視
すべての保持関連のアクションと変更は監査ログで自動的に追跡されます。これらのログにアクセスして、保持設定の変更やデータ削除イベントを監視できます。